さい銭もPayPay 送金機能を導入

経済

 東京・港区にある増上寺で、23日から新たに導入されたのは…。

 参拝者は、さい銭箱近くに設置されたQRコードをアプリで読み取ることで任意の金額を納められます。

 スマホ決済大手のPayPayは23日、全国の神社や寺院のさい銭に送金機能の導入を発表しました。

 人手不足のなかで現金の回収や銀行へ振り込む手間を省けるほか、盗難などのリスクを減らすことが狙いです。

 参拝者には初詣や節分、受験の時期などの混雑緩和というメリットがあります。実際に送金した人は…。

60代
「不思議な感じがしました。『ここにPayPay?』みたいな。歴史のある所に新しい風が入ってくるんだな。そういう時代なんだなって思いました」

 もちろん、さい銭をそのまま投げ入れることもできます。

大本山 増上寺 執事 武智公英さん
「昨今、小銭を持たない方が増えたり、若い方々中心に増上寺お参りの方々が増えているので、いろんなツールをお寺として増やしていきたい」

(「グッド!モーニング」2024年12月24日放送分より)