神奈川県小田原市では、正月のおせち料理などに欠かせない地元名産のかまぼこ作りが最盛期を迎えています。
小田原市の老舗、「鈴廣かまぼこ」店ではこの時期、国家資格を持つ職人が、年末年始に向けてかまぼこ作りにいそしみます。
職人らは、四角い形の「付け包丁」を使い、熟練の技で白身魚のすり身を木の板に丁寧に塗り重ねて、おなじみの扇型に整えていきます。
この日は、1組、およそ2万4000円の限定品が作られましたが、予約開始からわずか3時間で300組すべてが完売になったということです。
かまぼこ作りは大みそかまで行われます。