日本製鉄によるアメリカ鉄鋼大手「USスチール」の買収計画を審査していたアメリカ当局が一致した結論に至らず、バイデン氏に最終判断が委ねられたとワシントン・ポストが報じました。
バイデン氏はこれまでにUSスチールは「アメリカ企業によって所有されるべきだ」と買収に否定的な立場で、近く買収阻止の意向を正式に表明するものとみられています。
この買収計画を巡っては、アメリカの省庁で構成されるCFIUS(対米外国投資委員会)が安全保障上のリスクがないかどうかを審査していて、23日が期限でした。