10月の実質賃金 下方修正3カ月連続でマイナス 厚労省

社会

 10月の実質賃金について、去年の同じ時期と比べて3カ月連続でマイナスとなりました。速報値では去年と同じ水準でしたが、確定値では下方修正となりました。

 厚生労働省が発表した「毎月勤労統計調査」の確定値によりますと、物価の影響を考慮した「実質賃金」は去年の同じ月と比べて0.4%減少となり、3カ月連続でマイナスとなりました。

 速報の集計締め切り後にきたデータを合わせて集計した結果、マイナスとなったということです。