鳥取市の海岸に漂着し、近くの水族館で保護されていたウミガメが回復し、26日朝に県の博物館に移されました。
ゆったり動く1匹のウミガメ。
23日、鳥取市の伏野海岸にウミガメが漂着しているのを住人が発見しました。
とても弱っていたため、近くの水族館「とっとり賀露かにっこ館」が保護していました。
とっとり賀露かにっこ館 尾崎誠子飼育専門員
「体がすごく冷え切っていたので海水に漬けて体を温めたりとか、そういう処置を致しました」
甲羅の長さは約45センチで、「タイマイ」という種類のウミガメです。
泳げるまで回復したウミガメは、より保護に適した県の博物館「山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館」に26日朝、移されました。
今後、さらに回復すれば自然館で公開し、海の状況を見て日本海に放流する予定です。