中国・蘇州市で今年6月、刃物を持った中国人の男に日本人親子らが襲われた事件で、中国当局が男を起訴したことが分かりました。
この事件では6月24日、蘇州市のバス停でスクールバスを待っていた日本人親子が中国人の50代の男に刃物で襲われて負傷し、止めようとした中国人女性が刺されて死亡しました。
関係者によりますと、日本政府は事件直後から中国当局に対し、男の犯行動機や刑事手続きなどの情報提供を強く求めてきました。
そのやり取りで今回、男の起訴に関する報告を受けたとみられます。
また、中国外務省は27日に会見で、男が起訴された日付は「11月29日だ」と明かしています。