米・大統領補佐官 アゼルバイジャン機墜落はロシアの防空システムが原因の可能性

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 中央アジアのカザフスタンで旅客機が墜落した事故について、アメリカ政府高官がロシアの防空システムが原因となった可能性を指摘しました。

 カザフスタンの空港近くで25日、アゼルバイジャン航空の旅客機が墜落し、乗員乗客38人が死亡しました。

 この事故について、ホワイトハウスのカービー大統領補佐官は27日、「ロシアの防空システムによって墜落させられた可能性を示すいくつかの兆候がある」と指摘しました。

 また、現在、カザフスタンとアゼルバイジャンが行っている調査に、アメリカ政府として協力する用意があると述べました。

 事故機は当時、アゼルバイジャンの首都バクーからロシア・チェチェン共和国のグロズヌイに向かっていて、CNNなどがロシアの防空システムが墜落の原因となった可能性を報じていました。