富山・小矢部市 能登半島地震から1年 一足早い「二十歳のつどい」

社会

 富山県小矢部市では、年末年始の帰省に合わせて一足早い「二十歳のつどい」が開かれました。

 小矢部市では例年、若者たちが集まりやすい年始に、2024年度に20歳になる人を対象にした「二十歳のつどい」を開催しています。

 しかし、去年は能登半島地震で震度5強を観測し、国道が崩落するなどの被害があったため、5月に延期されていました。

 今年は例年通り1月3日に開催され、きょうは232人が出席しました。

出席した女性
「1月1日はやっぱり地震のことを考えてしまったんですけど、今回は(地震が)こなくて、ちゃんとした正月を迎えられてホッとしています」
出席した男性
「向上心持って、この成人式からスタートして、もっと良い年にしていきたいです」

 会場では参列者が小学生だったころのビデオが流され、昔を思い出して思わず笑顔になる様子もたくさん見られました。

新成人 田中俊也さん
「この先の人生を歩んでいくなかで、厳しく辛い状況に置かれることもあるかと思いますが、その時は生まれ育った小矢部市の経験や思い出を糧に乗り越えていきます」