7日の日経平均株価は、ニューヨーク市場でハイテク株が上昇した流れを受けて、半導体関連株を中心に買い注文が広がり、一時1000円近く上昇しました。
きっかけとなったのが、アメリカの半導体大手「エヌビディア」の株価が最高値を更新したことです。
後場に入ると利益確定の売りに押され、上げ幅を縮小しますが、節目の4万円台を回復して取引を終えました。
急反発した背景には、半導体関連株の上昇以外にも2つの要因があったといいます。
マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
広木隆氏
「きのうはアメリカの長期金利が4.6%台に上昇しました。それを受けて為替がドル高円安に動いた」
7日、円相場は一時1ドル=158円台半ばをつけ、去年7月以来およそ半年ぶりの円安水準となりました。そして、もう一つが…。
広木氏
「2営業日連続で相当大きく(計974円)下げましたからね。そういう意味では、このタイミングで安いところを買いたい、NISA非課税制度で買おうという個人投資家も増えたのではないかと思います」
(「グッド!モーニング」2025年1月8日放送分より)