少年ら 50代男性“おやじ狩り”か 特殊警棒で突然殴打 現金奪った疑い

社会

 東京・新宿区の路上で男性を特殊警棒で殴り現金を奪ったなどとして、17歳の少年と男子大学生が逮捕されました。

 大阪府の無職の少年と都内の大学生の男(19)は去年11月、新宿区百人町の路上で通行人の50代男性を暴行してけがをさせ、現金3万円などを奪った疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、2人は面識のない男性に「ホテルどこですか」と声をかけ、振り向きざまにいきなり特殊警棒で殴ったということです。

 その後も逃げる男性を追いかけて暴行し、男性はあごの骨を折るなど重傷です。

 大学生は容疑を認め、少年は容疑を否認しています。

 2人は事件当日に歌舞伎町で知り合ったとみられ、警視庁が経緯を詳しく調べています。