天皇皇后両陛下らがさまざまな学問の第一人者から講義を受ける、「講書始の儀」が皇居で行われました。
新春の伝統行事「講書始の儀」には、両陛下や長女の愛子さま、秋篠宮ご夫妻や次女の佳子さまらが出席されました。
大阪大学の武田佐知子名誉教授は、日本古代の服装などについて講義し、奈良時代に東大寺の大仏開眼に出席した聖武太上天皇と妃の光明皇太后、娘の孝謙天皇が同じ白の礼服だったと指摘しました。
そして「古代に6人、8代の女性の天皇が現れたのは、男女同形の礼服の存在が大きいと思っている」と述べ、両陛下らは熱心に耳を傾けられていました。