能登半島地震から1年余りが経過した石川県の工芸品を集めたイベントが開かれ、無傷で見つかった輪島塗のバイオリンの演奏も披露されました。
輪島塗のバイオリンは、能登地震で倒壊した石川・輪島市の工房から無傷で運び出されました。
ビオラと合わせて、地震の後、初めて石川県外で公開されています。
東京・日本橋で11日から始まったイベントでは、輪島塗など石川県の伝統工芸品およそ6000点を展示・販売しています。
来場者
「輪島塗の良い箸があればと思って来た。迷いますね、色々あるから」
「素敵なものがたくさんあります。復興に少しでも役に立てばいいと思う」
展示では、徐々に活動を再開している職人たちによる作品のほか、被災地の今を伝えるパネルなどで復興の様子も伝えています。
11日から3日間開催されます。