イエメン中部ガソリンスタンドで大規模爆発約80人死傷 フーシ派と地元勢力との衝突か

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 親イラン武装組織「フーシ派」と地元の反対勢力との間で長年衝突が続く中東イエメンの中部でガソリンスタンドの大規模な爆発が起き、これまでに80人以上が死傷しました。

 イエメンの地元メディアなどによりますと、11日に中部アルバイダにあるガソリンスタンドでガスの貯蔵タンクなどが爆発しました。

 これまでに少なくとも15人が死亡し、他にも67人がけがをして病院で手当てを受けています。

 爆発の原因については明らかになっていませんが、イエメン政府は、この地域で親イラン武装組織「フーシ派」が民間人を攻撃しているとして非難する声明を出しています。

 アルバイダは2021年にフーシ派が約8割を実効支配しましたが、その後も地元の反対勢力との間で衝突が続いてきました。