韓国 尹大統領を拘束 捜査当局の取り調べ始まる

国際

 韓国の非常戒厳を巡り、合同捜査本部が「内乱」を主導した疑いで尹(ユン)大統領を拘束しました。現在、捜査当局の取り調べが始まっています。

 捜査当局は、15日午前5時半に拘束令状の執行に踏み切り、およそ5時間かけて尹大統領を拘束しました。

 当初、大統領の警護庁側と物理的な衝突も懸念されていましたが、捜査当局側は「積極的に妨害する警護庁の職員はいなかった」と公邸敷地内の状況を明らかにしています。

 尹大統領は現在、ソウル郊外の高官犯罪捜査庁で取り調べを受けているということです。

 拘束期限は48時間となり、今後、取り調べが済み次第、逮捕手続きに向けて進むものとみられます。