30日の日経平均株価はアメリカ市場で主要な株価指数が下落した流れを受け、値下がりして始まりましたが、半導体関連株が持ち直し、一時200円近く値を上げました。
その後は利益確定売りが出て伸び悩み、終値は99円高い3万9513円でした。
取引開始前には、アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)が政策金利を据え置き、今後の利下げに慎重な姿勢を見せました。
ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏
「パウエル議長の会見は、日米の金利差があまり縮小しない、円安が進んでもおかしくないような内容だった」
しかし…。
トランプ大統領のSNS(29日)
「FRBとパウエル議長は自ら作り出したインフレという問題を食い止められませんでした。ひどい仕事をしてきました」
トランプ大統領は利下げの見送りに直接言及していませんが、今後、FRBに対して利下げを迫る可能性が意識され、市場では警戒感が広がったといいます。
井出氏
「トランプ大統領の発言もありまして、いつ円高に動くか分からないという警戒感もあって(市場は)身動きをとりづらかった」
(「グッド!モーニング」2025年1月31日放送分より)