旅館3軒の孤立状態続く 午後に専門家調査へ 福島

社会

 10日、福島市の県道で雪崩が発生し、今も3軒の温泉旅館が孤立状態となっています。県は11日午後にも専門家立ち合いのもと調査を行い、通行止めとなっている区間の除雪を検討します。

 福島市土湯温泉町の県道で10日、2度の雪崩が確認され、野地温泉と鷲倉温泉の旅館3軒が孤立状態となりました。

 旅館には宿泊者や従業員など合わせておよそ50人が取り残されましたが、県などによりますと、今のところ旅館の関係者と連絡は取れていて食料もあるということです。

 県は午後にも雪崩の専門家に現場を調査してもらい、安全を確認したうえで除雪の再開と通行止めの解除を検討する方針です。