千葉 旭市議会副議長らを逮捕 タイ国籍の男女を不法就労させたか

社会

 千葉県内で在留期間が切れたタイ国籍の男女を不法就労させたとして、旭市議会の副議長ら4人が入管法違反の疑いで逮捕されました。

 旭市議会で副議長を務める遠藤保明容疑者(74)ら4人は、旭市や匝瑳市内で在留期間を過ぎたタイ国籍の男女6人を農作業員として雇った疑いが持たれています。

 警察によりますと、4人とも容疑を認めていて、遠藤容疑者は「人手不足で担い手がおらず、背に腹は代えられず、不法残留のタイ国籍の6人を雇った」と話しているということです。

 タイ国籍の6人はいずれも15日間の短期ビザで入国した後に、最大で5年半にわたり雇われていて、日当としておよそ7000円が支払われていたということです。