3連休初日も居座る今季最長寒波 日本海側中心に近畿・東海も大雪

社会

 3連休初日の22日も今シーズン最長寒波の影響を強く受けた一日となりました。日本海側を中心に雪が強まり、新潟県魚沼市では積雪が10年ぶりに350センチを超えました。

 朝から顔が見えなくなるほど降り続く大雪。兵庫県豊岡駅前では、辺り一面を雪が覆いました。

 列島に寒波が居座り続けて22日で6日目。東北や北陸に加え、西日本でも雪の影響は拡大。車道と歩道の境目は分かりません。

 3連休初日から、除雪作業に追われます。雪が辺りを包み込み、視界にも影響。

 新潟では、津南町役場の裏手にある積雪計は3メートル20センチのところまで雪が到達しています。

 魚沼市では、10年ぶりに350センチを超える積雪。今シーズン1番となりました。

 飲食店では水道が凍り、氷柱を作っていました。

撮影者
「お店に来たら凍らないように水を出していた。逆さつららみたいに水滴がそのまま凍っていた。水を出しながら凍っちゃうのは初めてですかね」

 車の高さを優に超えたのは、福島の只見町。6時間ほど雪下ろしをしている男性は…。

雪下ろしをする男性
「短期間で一気に降っちゃうので、なかなか大変ですね」

 石川県の宝達志水町では…。午前8時、かなり吹雪いています。視界が悪く、道路も真っ白です。

 雪は軽トラックをすっぽりと覆うほど降り続け、輪島市では、午前7時までの6時間に27センチの降雪を観測し、気象庁は顕著な大雪に関する気象情報を発表しました。

 除雪すると、40センチもの積雪が確認できました。

 住民に話を聞いていると、すぐ後ろでは…。

車を押す人
「押すよー!」
車に乗っている人
「ありがとうー!」

 寒波は24日、3連休の最終日まで続く見通しで、何度も除雪を繰り返す週末が続きそうです。