サウジアラビアでのウクライナとの高官協議に臨むアメリカのルビオ国務長官は、ウクライナ側の停戦を望む意思の確認が協議の最大の目的だと強調しました。
ルビオ国務長官は11日に行われるウクライナ政府高官との協議に出席するため、サウジアラビアに到着しました。
到着に先立ち、ルビオ長官は10日、少なくとも一時停戦に持ち込むために「ウクライナ側が困難なことを行う強い意思があるか」を確認することが協議の最も重要な目的だという認識を示しました。
トランプ政権が一時停止している軍事支援については「協議が鍵になる」と述べ、再開するかは協議の進展次第だと指摘しました。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領もサウジアラビアを訪問しています。
高官協議に参加する予定はないとしていますが、現地メディアによりますと10日、ムハンマド皇太子と会談したということです。