ホンダとの統合協議の破談など経営の混乱が続く日産自動車は11日午後にも取締役会を開き、内田社長の進退を含めて新たな体制を決める見通しです。
日産は今年3月までの1年間の決算で800億円の最終赤字となる見通しです。
関係者によりますと、午後にも開かれる取締役会で内田社長の進退を含めた新たな経営体制や再建策を議論し、決定するとみられます。
内田社長が仮に退任した場合の後任には、外国人幹部の名前も挙がっているということです。
一方で、経営の混乱について「トップだけの責任なのか」という疑問の声が社内外にあるとされ、新たな経営体制の決定には時間がかかる可能性もあります。