アメリカのトランプ大統領が購入や投資に意欲を示すデンマーク自治領グリーンランドの総選挙は、間もなく投票が締め切られます。
31議席を争うグリーンランド総選挙は、アメリカとの関係や多額の経済援助を受けるデンマークからの独立の時期などが争点となっています。
第1党のイヌイット友愛党を率いるエーエデ自治政府首相は、トランプ氏のグリーンランドへの関心は敬意を欠いていると指摘し、アメリカ以外の国と関係を構築する意向を示しています。
一方、最大野党のナレラク党は、アメリカとの協力協定の締結に意欲を示しているほか、独立の是非を問う住民投票を速やかに行うと主張しています。
大勢は日本時間の12日昼ごろに判明する見込みです。