韓国南部などで大規模な山火事が同時に発生し、これまでに4人が死亡するなど被害が拡大しています。
山火事は21日に南部・慶尚南道(キョンサンナムド)の山清(サンチョン)郡で始まり、南東部の地域など各地で同時多発的に発生しました。
韓国メディアによりますと、これまでに消防隊員ら4人が死亡、6人が重軽傷を負ったほか、各地で複数の家屋などが全焼し、住民1500人以上が周辺の施設などに避難しています。
大気の乾燥と強い風が原因とみられています。
このため、消火活動は難航し一部の地域では現在も鎮火せず被害が広がっていて、政府は消防に加え、軍なども投入し、必死の消火活動を続けているということです。