愛媛・岡山の山火事 鎮圧のめど立たず

社会

 愛媛と岡山で発生した山火事は延焼が続いています。鎮圧のめどは立っておらず、住民の生活にも影響が広がっています。

 愛媛県今治市の山火事では27日午前7時時点でおよそ417ヘクタールが焼け、住宅など合わせて11棟に被害が及んでいます。

 また、消火活動に携わる70代と50代の消防団員2人がけがをしています。

 避難指示は今治市と西条市の合わせて7494人を対象に出されています。

 四国電力送配電は、今治市内のおよそ7万6000世帯に停電の恐れがあるとして備えを呼び掛けています。

 岡山市で発生した山火事は延焼の範囲がおよそ559ヘクタールに拡大しました。

 岡山市と玉野市で合わせて2133人を対象に避難指示が出されていて、指示エリアでは延期していた修了式の中止を決めた小学校もあります。