先週末、自動車株が大きく値を下げたことなどに加え、配当落ちの影響を受けた日経平均株価は、27日に比べ679円安い3万7120円で取引を終えました。
その後のニューヨーク市場でもダウ平均が急落し、前日に比べ715ドル安い4万1583ドルで取引を終えています。
ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏
「アメリカの『個人の消費支出』が予想値に届かなかった。改めてアメリカの消費が弱まっているのではないかと」
アメリカ市場の動きを受け、日本の市場も波乱含みの1週間となりそうです。
井出氏
「(日経平均は)大きく下落してスタートすると思います。ただ、今週中にトランプ政権から発表される相互関税が本格化してきた場合は、3万5000円割れという事態も頭の隅には置いておいたほうがいいと思う。(他にも)アメリカの景気の指標が出てきます。今週は波乱含みです」
(「グッド!モーニング」2025年3月31日放送分より)