トランプ大統領 日本との関税合意「急いでいない」 関税交渉で優位な立場誇示

国際

 アメリカのトランプ大統領は関税を巡る日本との交渉の合意時期について「急いでいない」と述べました。

アメリカ トランプ大統領
「(Q.イタリアと日本と初期の合意を発表する見込みは?)どこかの時点であるだろうが我々は急いでいない」

 トランプ大統領は17日、イタリアのメローニ首相と関税を巡って協議しました。

 日本やイタリアとの交渉の合意時期を尋ねられたトランプ氏は「急いでいない」と答え、「多くの国と合意をまとめるのに問題はほとんどない」と自信を示しました。

 交渉への「焦り」も指摘されるなか、アメリカが優位な立場にあることを強調した格好です。

 また、ベッセント財務長官は「日米の議論が非常に満足のいく方向で進んでいることをうれしく思う」と自身のSNSに投稿しています。