アメリカ軍がイエメンにある親イラン武装組織「フーシ派」の拠点を空爆し、74人が死亡しました。アメリカ軍の攻撃開始以降、最大規模の被害となっています。
アメリカ軍は18日、フーシ派の燃料供給源を断つため、西部・ラスイサの港にある石油施設を空爆したと発表しました。
「イエメンの人々に危害を加える意図はない」としていますが、これまでに少なくとも74人が死亡し、171人がけがをしています。
先月、アメリカ軍がフーシ派への大規模な攻撃を開始して以降では最大の被害となっています。
フーシ派は「侵略には攻撃で対応する」と声明を出し、アメリカの空母に対して攻撃を実施したことを明らかにしています。
一方で、中国の衛星会社がフーシ派の攻撃を「直接支援している」とアメリカが主張したことで余波が広がりそうです。