「北極の氷」最大面積が過去最小に JAXA・国立極地研究所

社会

 北極の海氷域の年間最大面積が観測史上最小になったことが分かりました。

 JAXA(宇宙航空研究開発機構)と国立極地研究所によりますと、北極の冬季海氷域の今年の最大面積は3月20日に観測された1379万平方キロメートルで1979年から始まった衛星での観測以降、最小だったということです。

 これまでの最少記録は2017年の1392万平方キロメートルでした。

 北極の海氷面積の減少は地球規模の気候変動と関連するとされていて、今後の気象や海洋環境への影響が懸念されています。

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