イランの核開発問題について話し合うイランとアメリカとの2度目の核協議が19日、ローマで開かれ、交渉を継続することが決まりました。
イランのアラグチ外相とアメリカのウィトコフ中東担当特使は直接面会せず、オマーンが仲介する間接的な形で4時間にわたって協議したということです。
アラグチ外相は「前向きな雰囲気だった」と評価しています。
23日から専門家による議論も始め、次回はオマーンで開催すると明らかにしました。
この協議の前日、イランと敵対するイスラエルの高官がパリでアメリカ側に接触していて、ローマで待機していると報道されています。
また、IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長もローマ入りしていて、イランの核問題を巡る駆け引きが続いています。