国内の経済対策について、難しいかじ取りということで批判の声も上がっています。
■バラマキ批判 現金給付断念
石破茂総理大臣は19日、就職氷河期世代や若者の就労を支援する現場を視察しました。
石破総理
「就労に不安を抱えている方々、困難を抱えている方々を支援するために関係閣僚会議を来週設置する」
政府としても就労支援のための施策に取り掛かる考えを示しました。国民の生活を助けるための政府の経済対策は、この1週間で大きく動きました。
石破総理
「これはカギかっこをつけますが、選挙目当てのばらまきということを政府として考えているものではない」
自民党内で一時浮上していた経済対策として国民一律に1人3万円から4万円を給付する案。しかし「ばらまき」と批判され、16日、今国会での補正予算提出を見送る方針を固め、断念する形となりました。
これまでに与野党からは経済対策として、現金給付以外にも消費税などの減税、商品券の配布、マイナポイントの給付といった案が出ていました。浮かんでは消える経済対策案。
■小泉氏「総理主導で発信を」
自民党の小泉氏は、石破総理に強いリーダーシップを発揮するよう求めました。
自民党 小泉進次郎前選対策委員長
「言うべきことは言わないと、自民党が何をそもそもやりたいのかが伝わりにくい。私は石破総理には、自身が思っていることを総理主導で発信していただきたい」
(「グッド!モーニング」2025年4月20日放送分より)