鳥取県米子市の山中で山菜採りをしていた男性が木から落下し、木の幹に首が挟まって死亡しました。
警察と消防によりますと、20日午前11時半ごろ、米子市の山中で「70代の男性が山菜採り中に首の辺りを木に挟まれた」などと、一緒に山菜採りをしていた知人から119番通報がありました。
男性はコシアブラの新芽を採取するため木に登っていたところ、何らかの原因で落下して、木の幹が二股になっている箇所に首を挟まれたということです。
知人が木を切断して男性を地上に降ろしましたが、消防が現場に着いた時には意識と呼吸がなかったということです。
男性は高さおよそ4メートルの地点から2メートルほど落下したとみられていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察は足を滑らせた可能性があるとして事故の詳しい原因を調べています。