奄美大島で初 ハヤブサが鳥インフル「陽性」

社会

 鹿児島・奄美市で19日、衰弱した野鳥のハヤブサが回収されました。

 簡易検査をした結果、鳥インフルエンザウイルスの「陽性」が確認されました。

 野鳥から鳥インフルエンザの簡易検査で陽性が出たのは、奄美大島では初めてです。

東京大学 唐木英明名誉教授
「渡りをする鳥というのは、シベリアから南の方までインフルエンザウイルスを持ってくる。ハヤブサの場合、奄美大島にいた鳥だから、免疫を持っていなかったから、感染をしたと推測できる」

 世界自然遺産でもある奄美大島。何らかの影響はあるのでしょうか?

唐木名誉教授
「今ごろは南から北に行く飛行ルートにある島ですから、渡り鳥はしょっちゅう来ている。こういったケースはよくあるだろうと思います。世界遺産の鳥に大きな影響はないだろうと思います」

(「グッド!モーニング」2025年4月21日放送分より)