トランプ大統領就任3カ月 支持率低下45% 抗議デモ続く

国際

 アメリカのトランプ大統領が就任してから20日で3カ月となりました。高関税などの政策を相次いで打ち出すなか、支持率は低下し、抗議デモでは辞任を求める声も上がっています。

 トランプ大統領はこの3カ月、移民対策、政府職員の削減、多様性の排除などの政策も次々と打ち出しました。

 政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によりますと、トランプ大統領の支持率は就任以降、低下傾向をたどり、最新の各調査の平均で45.3%となり、不支持の50.8%を下回っています。

デモ参加者
「なぜ同盟国と“戦争”をするのか?なぜカナダを攻撃するのか?ばかげている」
「ヘイヘイホーホー、トランプは去れ」
「私はトランプとファシスト政権の排除を求めてここに来ました」

 一方、トランプ政権は前のバイデン政権ではほとんど停滞していたロシアとウクライナの戦争や、ガザ地区の停戦交渉の仲介に乗り出すなど、積極的な動きを見せていますが、膠着(こうちゃく)状態は打開できていません。

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