ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が死去したことについて、中国外務省は哀悼の意を表しました。
中国外務省の報道官は会見でフランシスコ教皇の死去に哀悼の意を示したうえで、「近年、中国とバチカンは友好的な交流を発展させてきた」と述べ、今後も関係改善を続けると主張しました。
ただし、バチカンが台湾と外交関係を維持していることについては「台湾は中国の領土の不可分の一部であり、中華人民共和国が全中国を代表する唯一の合法政府だ」と強調しています。
そのうえで「台湾地区との交流は『一つの中国』の原則に違反する」と釘を刺しています。