アメリカの電気自動車大手「テスラ」のイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)は5月から、トランプ政権の政府効率化省の運営に費やす時間を大幅に削減すると表明しました。
アメリカメディアによりますと、マスクCEOは22日のテスラの決算説明会で「政府効率化省の設立という主要な仕事が完了したので、来月からテスラにさらに多くの時間を割くことになるだろう」と述べ、5月からトランプ政権の要職としての仕事を削減する考えを示しました。
テスラはマスクCEOによる政治的な発言への反発で不買運動が広がり、今年1月から3月の決算で営業利益が前の年の同じ時期に比べて66%減、最終利益は71%減となるなど大幅な減収減益となりました。
マスクCEOは今後、「大統領が望む限り、週に1日か2日を政府の問題に費やす」としています。