「必ず解決してほしい」 拉致被害者家族ら アメリカへ

社会

 北朝鮮による拉致被害者の早期帰国に向けた協力を求めるために毎年アメリカを訪れている被害者の家族らが、今年も羽田空港を出発しました。

家族会代表 横田拓也さん
「50年近く私たちの家族を拘束していることを必ず解決してほしい、戦ってほしいということを伝えていきたいと思っている」

 北朝鮮によって拉致された横田めぐみさんの弟で、家族会代表の横田拓也さんらが29日朝、ワシントンに向けて羽田空港を出発しました。

 現地ではトランプ政権の高官らとの面会が予定されています。

 家族会は「親世代が生きているうちにすべての拉致被害者が一括で帰国することへのタイムリミットが迫っている」として、日米で協力して問題に取り組むよう改めて要請するということです。