豪雨災害被災者の心のケアなどを行う「地域支え合いセンター」が広島県内で初めて熊野町に設置されました。
開所式では熊野町の内田副町長が「被災者を中長期的に支えることが大切」と訓示。被災者のもとを訪れるスタッフはミーティングで活動内容を確認しました。7月の豪雨災害を受け、県内で初めて設置されたこのセンターは被災者の孤立死や自殺防止、そして生活再建へ向け様々な相談に応じることを目的としています。保健師の森川裕美さんは「精神的にしんどい思いをされている方もいらっしゃると思うので、その気持ちに寄り添ってお話を聞いたり、今後のことをいっしょに考えていけたらと思っています」と話していました。県は熊野町を皮切りに「支え合いセンター」を順次設置していく方針です。