豪雨災害から半年 県内5カ所で一斉捜索

広島防災・災害

西日本豪雨の発生から半年。県内5カ所で、行方不明者の一斉捜索が行われました。

安芸郡海田町の瀬野川では、上流で11歳と6歳の姉妹が車ごと流されいて、今も行方が分かっていません。6日午前10時から行われた捜索では、警察官約30人が川や茂みの中に入り、棒などを使いながら行方不明者の手がかりを探していました。県警機動隊の広瀬辰也 中隊長は「この時期は草も枯れて見やすい状態になっている。今まで以上に綿密に捜索していきたい」と話しました。県内の豪雨災害による犠牲者は、災害関連死を含めると113人で、いまだ5人が行方不明のままです。