5年前の土砂災害で被災 広島市・八木学区の復興まちづくりプラン完成

広島防災・災害

5年前の土砂災害で被災した広島市安佐南区の八木学区の住民が広島市に復興まちづくりプランを提出しました。

八木学区では去年5月から勉強会を重ね8月には「復興まちづくり協議会」を設立していました。提出されたプランには避難場所を3メートル以上の浸水想定区域内にある八木小学校から城山北中学校に変更するよう検討することや避難路の整備などが盛り込まれています。八木学区復興まちづくり協議会の中川久男会長は「一致団結すれば少しでも地元に予算的なものができていいまちづくりができる希望がわきました」と話しました。広島市では新年度予算案で避難路などの整備に1810万円を計上しています。2014年の土砂災害被災地での復興まちづくりプランの策定は新建地区(安佐北区)、梅林地区(安佐南区)に次いで3件目です。