「豪雨災害でお世話に…」被災地 唯一のスーパー涙の閉店 広島・呉市

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去年の豪雨災害被災地天応地区で、唯一営業していたスーパーが、28日長い歴史に幕を下ろしました。

利用者からは「災害の時にはものすごくお世話になった残念でならない」「ありがとうございましたと感謝の気持ちしかないので、すごく残念というか明日からどうなるんだろう」といった声があがりました。
創業から60年、呉市民に親しまれてきたスーパー「三和ストアー」。去年の豪雨で大きな被害を受けた天応地区では唯一のスーパーとして、災害後1カ月半で営業を再開するなど、住民を支えてきましたが、28日で閉店となりました。
呉市内にある他の6店舗も来月15日までに全て閉店しますが、店側は理由や今後の引き継ぎなどについては回答できないとしています。
市は、天応地区について現在行っている移動販売の回数や場所を増やし対応していきたいとしています。