復旧と防災対策を重視 熊野町新年度予算案

広島防災・災害

去年の豪雨災害で12人が死亡した熊野町で新年度予算案が発表されました。緊急時に避難できる施設の新設など防災対策や復旧に重点を置いています。

熊野町の新年度予算案は一般会計で97億4754万円と前の年と比べ6.3%増えました。避難場所が少ない東部地域に約500人が避難できる施設を整備します。このほか防災行政無線のデジタル化に2億2800万円余りを計上しています。予算額は過去最大で、豪雨災害の復旧・復興を加速したい考えです。