豪雨で被災した熊野町 砂防ダム建設などの説明会 広島

広島防災・災害

去年7月の豪雨災害で大きな被害を受けた熊野町。18日、砂防ダム建設などについて説明会が行われました。

熊野町の住宅団地大原ハイツでは、土石流が発生し12人が犠牲になりました。住民ら、およそ100人が参加した説明会では、県の担当者が砂防ダムの建設スケジュールのほか、山に残るコアストーンの破砕作業などについて説明しました。住民からは、工事車両が通る道に災害で壊れたカーブミラーを付けてほしいといった声が出ました。
参加者からは「どんな物をつくっても、これで絶対安全とは言えないと思う。(今後は)自分で守るしかないと思う」と言う声があがりました。県は砂防ダムの建設工事を来月上旬から本格化し、今年中に2基を完成させる予定です。