去年7月の豪雨災害から10カ月です。警察などが県内の5カ所で行方不明者の一斉捜索を行っています。
【川村真弘記者】「行方不明者が乗っていたとみられる車が発見された場所からおよそ1キロ離れたこちらで警察の機動隊らによる捜索活動が始まりました」。
三原市の沼田川では、6日午前10時ごろから、警察官約40人が捜索にあたりました。今も行方がわかっていない保手濱雅洋さん(当時43)が、遺体で発見された妻と乗っていたとみられる車は、去年11月、沼田川の橋脚付近で発見されています。
【中国管区機動隊 関本淳一 中隊長】「中州の状況も時間の経過とともに変化しておりますので再度綿密な捜索を実施して何か手がかりを探したいと思います」。
県警は約170人を動員し、河川を中心に県内5カ所で捜索を行っています。去年7月の豪雨災害で、県内では関連死を含め133人が亡くなり、5人が行方不明のままです。