去年の豪雨災害で12人が犠牲になった熊野町で、国が示した5段階の警戒レベルをもとにした避難訓練が行われました。
熊野町の大原ハイツでは54世帯の約100人が参加し、今年から運用が始まった5段階の警戒レベルのうち全員避難を促すレベル4の発表を想定した訓練が行われました。住民は緊急時に集まれそうな場所や避難所までの経路などを確認していました。大原ハイツ復興の会・小川直明さんは「ハード面だけではなくて私たちがいかに行動するかということが一番大切だと思うので、早めに避難をすることをしてもらいたい。私自身もしたいと思っています」と話していました。熊野町は警戒レベル2で避難所を開設するなど、梅雨入りに向けて防災体制を強化したいとしています。