県内初「警戒レベル4」広島市などに避難勧告

広島防災・災害

7日未明から強くなった雨で、土砂災害の恐れがあるとして広島市などに警戒レベル4にあたる避難勧告が発表されました。
今年から運用が開始されて以来レベル4がでるのは県内で初めてです。

低気圧や前線の影響で県内は未明から朝にかけて非常に強い雨が降りました。大雨により土砂災害発生の危険性が高いとして、広島市や大竹市、廿日市市、安芸太田町に土砂災害警戒情報が発表されました。現在は解除されています。また、広島市や海田町、熊野町、坂町で5段階の警戒レベルのうちレベル4にあたる避難勧告が発表されました。避難勧告がでた広島市中区江波地区。避難所となった小学校には避難している人の姿が
ありました。大雨により交通への影響も出ています。県内のJR山陽本線の安芸中野と西条の間が一時運転を取りやめるなど影響がでました。県は災害対策本部を設置し、湯崎知事が早めの避難行動を呼びかけました。