福山市で決壊時に人的被害が予想される「防災重点ため池」が1110カ所にのぼったことがわかりました。
防災重点ため池は県が選定するため池で市や町は避難場所などを盛り込んだハザードマップを作る対象となります。福山市内には175カ所ありましたが去年の豪雨災害では選定されていないため池が決壊し女の子が死亡しています。会見で福山市の枝広市長は新たに935カ所が防災重点ため池に選定されたと発表しました。これで市内のため池の半分以上にあたる1110カ所が選定されたことになります。また使っていないため池は関係者の同意を得て順次廃止していく予定です。