豪雨災害から1年を前に行われた防災意識に関するアンケートで「避難指示が出たら逃げる」と答えた人が災害直後より10%減っていることがわかりました。
このアンケートは県立広島大学が今月、広島、岡山、愛媛に住む成人男女およそ1万人に行ったものです。去年8月にも行われていて、どのような変化があるかを調べるため行われました。
「避難指示が出たら避難すると思う」と答えた人はおよそ10%減少。「住んでいる場所の避難場所を知っている」と答えた人も10%減っていました。
県立広島大学の江戸克枝教授は「下がっていることは事実だが高水準は維持している。個人の意識だけではなく避難しやすい社会を作ることが重要だ」と分析しました。