大規模災害対策で新たに協定を結んだ呉市消防局と呉海上保安部が救助作業の合同訓練を行いました。
訓練は呉市に大雨特別警報が発表され、土砂災害で道路が寸断されたためケガ人を巡視艇で運ぶという想定で行われました。先月、呉市消防局と呉海上保安部は大規模災害への対策として新たな業務協定を結んでいて消防の救急隊員が巡視艇に乗ることが可能になっています。訓練ではお互いの専門性を生かした救助活動の方法などを確認していました。呉市消防局警備課・澤田信一課長は「道路が寸断された時には海からが非常に有効なのでスムーズな連携ができたので良かった」と話していました。今後も定期的に訓練を行いたいということです。