日本法歯科医学会の学術大会が広島市内で開催され去年7月の豪雨災害について議論を交わしました。
この学術大会は歯形などから遺体の身元を特定する県の警察歯科医会が主体となり災害時に警察や自衛隊などと連携を強化する目的で開催されています。首都圏以外での初開催となる今回は去年7月の豪雨災害当時の連携態勢や現状などについての発表が行われました。第13回学術大会の本山智得大会長は、「警察、消防、自衛隊の方々が災害時にどのようにご活躍されてるか、一般の方学会の方にも分かっていただければ」と話していました。屋外では被災地で実際に使う歯科医療の道具や最新の技術を搭載した特殊車両などの展示も行われました。来年の学術大会は岩手県で開催される予定です。