災害などで停電になったときでも、蓄電池などによって家庭で電気を使用できるサービスの提供が始まりました。
中国電力販売事業本部の前原利彦マネージャーは「停電時にも日常生活に近い状態で電気をお使いいただける安心のサービスを提供してまいります」と話しました。
中国電力グループが始めたこのサービスは、太陽光発電設備や蓄電池によって停電時でも電気を使えるようにするものです。こうした電力はこれまで、あらかじめ選択された特定の家電製品にしか使えませんでしたが、設備を分電盤の上流に設置することで家全体をカバーしています。
また台風１５号による千葉県の大規模停電で活用された電気自動車についても家庭用電力への変換器を使ったサービスが提供されるということです。