崩壊した土砂量を早期に推定する方法を開発 広島大学

広島防災・災害

広島大学の研究グループが災害などで崩壊した土砂の量を短時間で推定する方法を開発し発表しました。

広島大学の研究グループが開発したのは、災害前後の衛星画像を比較して、崩壊した土砂の量や範囲を推定する方法です。従来の方法では数カ月かかっていた作業が、半日から数日で可能になります。研究グループでは去年7月の豪雨災害の土砂の量を推定したところ、従来通りに測定した量と大差が無かったということです。崩壊した土砂の量を簡単に推定することで復旧や廃棄物処理の計画を早く立てることができるということです。広島大学では、さらに実用性の高い方法を目指すとしています。